ニホンリス | ||||||||||||||||
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ニホンリスの巣
ニホンリスの巣は、杉の木の上の方にあることが多いです。
杉の木にある巣。南向きの場所に巣が掛けられています。
アカマツやカラマツ、蔦の絡まった低木なんかにも巣を作ります。
冬の終わりによくリスの巣が落ちています。杉の幹の皮を細くちぎって作られていることが分かります。
皮をむしり取られた杉。幹が折れて枯れかけている杉が集中的に皮を取られています。
ニホンリスの巣作り
11月3日11:54。家の近く。同じ場所を行ったり来たりしているリスがいました。枯木の皮を剥いで、運んでいます。
林道脇のオニグルミの若木に巣を作っていました。手を伸ばせば届くような場所です。少ないけど人が通るので、この巣は数日後に放置されました。
畑の木で巣作り
10月3日7:04。翌年の10月です。裏山の林道から家の横の畑を見下ろしたら、リスが動き回っていました。何をしてるのかなと観察していると、背の高い枯れそうな桐の老木に巣を作っていました。
小枝を次々に運んで、巣の外郭を組み立てていきます。林縁のカラマツの細い枝を器用に伝って行き来しています。でも、朝日の逆光でうまく撮影できません。
桐の木までの通路になっているカラマツの枝。巣材も枯れたカラマツの細い枝を集めています。
内側の巣材には、スギの皮を使います。落ちた巣を持ってみると、スギの皮がフワフワしてとても柔らかいです。細かく千切って集めるからなのかな?
枝で巣を組み立てているところ。器用に手も使って、あっという間に造り上げます。
10月4日。翌日、完成した巣。地上から6mくらいの位置かな。