ニホンリス
分類 げっ歯目リス科リス属ニホンリス
分布 本州、四国、淡路島 日本固有種
生息地平地から標高2,100mの林
大きさ体長 18~22cm 尾長 13~17cm 体重 300g
メモ 食べ物はクルミ、クリ。他にきのこや果穂、若葉など。活動は早朝が多いのですが、昼から午後、夕方も見ることがあります。木の枝の又に、杉の皮で作った丸い巣を作ります。春と夏の2回繁殖し、1回に3~6子産みます。

早朝

ニホンリスは、日中や夕方も見かけますが、圧倒的に早朝に活動することが多いです。

10月18日7:21。この時期に、クリを求めてニホンリスが集まってくる栗林の中です。あまり早い時間だと、暗くて写すだけで精いっぱいです。

森の中

裏山の森の中。植林された杉に混じってオニグルミなどの広葉樹が生えています。

7月7日6:25。朝早くから森の中で活動しています。

3月30日9:18。裏山の林道を歩いていて、ふと見上げるとそこにいました。何か食べています。杉の球果かな。うっかり落として「あっしまった」という表情の後、こちらに気づきました。

誰だろうという感じで、こちらを見つめてます。

4月19日8:03。栗林の中。小枝をなめています。水分補給しているのか。

4月19日9:20。さらに山奥にいた個体。何かを探すように、杉の木の上で動き回っていました。

毛づくろいするリス

4月28日6:01。森の中のけもの道を歩いていたら、リラックスして毛づくろいしているリスに遭遇しました。

10月4日7:24。とても天気のいい日の栗林。リスが日向ぼっこしていました。その後、毛づくろいを始めました。まずは木の枝にお腹をずりずりと擦ってます。そして、足や背中を手入れ。

当然、フサフサの尻尾も丹念に手入れします。

雪の中

ニホンリスは冬眠しません。冬でも晴れた日には姿を見かけます。

雪の上の足跡。ニホンリスは木の上で活動するイメージですが、地面を移動しているところもよく見ます。林道に積もった雪の上に、無数に残る足跡が証拠です。真ん中の写真は、左上方向に走っている足跡で、大きく窪んでいるところが後足、小さいくぼみが前足です。ノウサギと同じく、後足を前につく走り方をします。

2月5日10:45。栗林手前の杉の幹にしがみ付いていました。口にはクリらしき実を咥えています。

3月28日7:41。季節外れの氷点下マイナス10度C近くまで冷え込んだ朝です。裏山の林道を歩いていたら、まだまだ冬毛のリスに出会いました。ナラの枝の凍った雪を、一生懸命舐めていました。