ホンドギツネ
分類食肉目イヌ科キツネ属アカギツネ 亜種ホンドギツネ
分布本州、四国、九州
生息地森林、草地
大きさ体長 52cm~76cm 尾長 26~42cm 体重 4~7kg
メモ北半球に広く生息するアカギツネの亜種。食べ物はネズミ類、鳥類、昆虫や果実など。子の数は、3~6子。

キツネの子育て

キツネの巣がある場所を、谷を挟んだ向かい側の畑から撮影。畑の上の杉林の縁に巣があります。

4月30日6:45。朝早く農道を歩いていると、藪の中に何かがチラチラ動く姿が見えます。じっとして眺めていたら、子ギツネが現れて斜面を下ってきました。

全部で3匹いるようです。まだ警戒心がなく、こちらに近寄ってきます。頭をかいたり、おしっこしたり、普段の姿を見せてくれます。

4月30日10:21。帰りに同じ場所を通ったら、今度は親ギツネに出会いました。すぐ近くのたばこ畑には作業している人がいます。子育てで食べ物を得るために、日中も大胆に行動しているようです。こちらを気にしつつ、巣へ戻っていきました。

5月3日6:17。キツネの巣に通じる裏山の林道を歩いていたら、雄の親ギツネと思われる個体に出会いました。疲れ切っている雰囲気がします。獲物に集中しているのか、しばらくこちらに気づきませんでした。

6月17日6:23。キツネの巣の前を通って、林道を家に向かって歩いていました。ふと気になって後ろを振り返ると、子ギツネがついてきていました。ヤマブキの葉越しの撮影で、ピント合わせが難しかったです。

6月24日16:48。家から裏山に入ってすぐの林道。左前足をケガしている若いキツネに出会いました。助けを求めるようにこちらに近づいてきます。野生動物に必要以上に関わってはいけないと思い後ずさったら、諦めて森の中に消えていきました。

7月22日18:55。夕暮れ時のキツネの巣の下の畑の畔。若ギツネがいました。こちらには気づかずに、獲物のバッタを捕えています。キツネ独特の一度真上にピョンと跳ねてから前足で押さえつけます。その後、農道を向こう側へ歩いて行きました。

8月4日17:32。キツネの巣の下の農道からさらに下にある畑に若キツネがいました。周囲をとても警戒していました。