ニホンリス
分類げっ歯目リス科リス属ニホンリス
分布本州、四国、淡路島 日本固有種
生息地平地から標高2,100mの林
大きさ体長 18~22cm 尾長 13~17cm 体重 300g
メモ食べ物はクルミ、クリ。他にきのこや果穂、若葉など。活動は早朝が多いのですが、昼から午後、夕方も見ることがあります。木の枝の又に、杉の皮で作った丸い巣を作ります。春と夏の2回繁殖し、1回に3~6子産みます。

クリ

10月5日8:01。クリを咥えて移動中のニホンリス。10月はクリを食べている場面をよく見ます。

10月18日9:19。栗林の中で、地面にクリを貯食しているリス。

11月3日11:20。クリを咥えて栗林の中を走り回っていました。その後、木の茂みの中でクリを食べていました。

3月29日7:34。冬を越した栗林で、クリの実を食べているニホンリス。

6月2日7:11。林道でクリの実を咥えて移動中のニホンリスに出会いました。クリの実って長持ちするんですね。

オニグルミ

8月10日9:30。夏はオニグルミの実をよく食べています。カパっと割って、お皿を2枚重ねるように殻を重ねて食べます。

地面に落ちているクルミの実の皮と、食べた跡の殻。

9月14日6:08。クルミが実ってきました。リスがけもの道にある大きなクルミの木の上を走り回っています。

房に実ったクルミをもぎ取り、皮をザクザクはぎ取って殻を割ります。

クルミの殻を割っているところ。細かい粉屑が飛び散っています。

5月24日6:17。クルミの実だけでなく、春には雄花の穂も食べていました。

エビフライ

ニホンリスが松の実を食べた後の鱗片がはぎ取られた松ぼっくりは、洋食のエビフライに形が似ているため、リス好きな人たちによってエビフライと呼ばれています。

アカマツ

10月19日12:52。秋から冬の間、アカマツの実がよく食べられています。

11月15日10:17。栗林の周囲にあるアカマツで、松の実を延々と食べていました。

4月9日。栗林の中のアカマツの周辺に落ちていた松の実の食べ跡。

カラマツ

4月13日。カラマツの木を見ていたら、根元にたくさんの小さなエビフライが落ちていました。カラマツの実まで食べているとは知りませんでした。

ドイツトウヒ

3月24日。20cmあるドイツトウヒの巨大なエビフライ。ずっと疑問に思っていたのですが、ネットで偶然見つけた説明によるとリスの食べ跡とのことでした。でも、小さな身体のリスがどうやって食べたのだろう。

きのこ

10月19日13:17。栗林の中でリスを撮影していたら、きのこを咥えて現れました。図鑑にはリスの食べ物としてきのこが紹介されていましたが、まさか本当に食べているとは思いませんでした。

木の芽

4月18日7:25。春の林道を歩いていたら、横に伸びた太い木の枝にニホンリスがいて、若芽を食べていました。

ツノハシバミ

9月4日15:53。裏山の林道に入ってすぐの場所です。地面にツノハシバミを食べた跡の皮や殻がたくさん落ちていることに気づいて立ち止まったら、頭上でガサゴソ音がしました。キィキィと鳴き声がして、見上げるとリスが逃げようとしているところでした。ツノハシバミが心残りなようで、樹の幹にしがみ付いてなかなか立ち去ろうとしません。