アカネズミ
分類げっ歯目ネズミ科アカネズミ属アカネズミ
分布北海道~九州、島嶼 日本固有種
生息地森林、農耕地、河川敷など
大きさ体長 85~135mm 尾長 70~115mm 体重 30~50g
メモ大きな瞳とまっ白いお腹がかわいいです。
食べ物は、種子や昆虫など。日本でクルミを食べるのは、ニホンリスとアカネズミだけ。フクロウ・テン・ヘビなどに捕食されます。

アカネズミの足跡

雪の上の足跡。しっぽの跡が細くついています。

2月9日。新雪の朝、林道を横切って足跡が残っていました。林道の端の雪のトンネルから、もう一方の端のトンネルに続いています。

アカネズミの糞だと思います。冬に雪の上で活動するネズミ類は、他に考えられないですし。

アカネズミの食痕

アカネズミが食べたクルミの殻です。日本で堅いクルミの実を食べるのは、ニホンリスとアカネズミだけです。ニホンリスは、クルミの殻を真っ二つに割って食べますが、アカネズミはクルミの殻の膨らんだところに穴を開けて食べます。 それから、食べ跡の殻がいくつも落ちていることがあります。近くにクルミの木がないので、運んで来て同じ場所で食べているようです。

アカネズミの死骸

4月19日11:15。ノネズミの死骸は、よく見かけるヒミズに比べ、滅多に見られません。たぶん、不味いモグラ類と美味しいノネズミ(食べたことないけれど)の違いかなと思います。

11月4日12:37。モズのはやにえの餌食になったアカネズミ。もしかしたら、ヒメネズミかもしれません。数十年、山を歩いていて見たのはこの1件だけです。