ホンドテン
分類食肉目イタチ科テン属ホンドテン
分布本州、四国、九州 ※北海道南部、佐渡島に移入
生息地森林
大きさ雄45~49cm、雌41~43cm 体重 雄 0.9~1.9kg 雌 0.8~1.0kg
メモ地面と木の上、ふわりと軽やかに移動します。歩き方は、シャクトリムシみたいです。食べ物は、車に轢かれた個体の口元を見たらヒメネズミを咥えていたのを見たことがあります。桑の実やサルナシの実を含んだ糞をよく見ます。ニホンミツバチの巣を襲っているところを見たことがあります。

路上の糞

裏山を歩いていると、林道のど真ん中によくテンの糞が落ちています。

6月22日。桑の木の下にありまし。頭上には桑の実、地面にも桑の実が落ちています。昔、隣の家で養蚕をやっていて、桑の木がたくさん残っています。子供のころは、桑の実をよく食べました。テンにとっても美味しい食べ物なんだろうなあ。

6月29日。大きな種が含まれているけど、何を食べたのだろう。サクラかサクランボかな。

10月7日。サルナシを食べた糞。緑色がそのまま残っています。サルナシは、キウイと同じ味がしてとても美味しいです。つる性の植物で、自分も子供のころは木に登って食べました。

石や倒木の上

テンは、石の上にもよく糞をします。

左端の糞は小さいので、もしかしたらイタチのものかもしれません。

沢沿いの石の上にもよく糞が落ちています。テンは沢沿いで見ることが多いです。

沢の上の倒木にも糞がありました。テンは、木に軽やかに登ります。以前、杭の上に糞があったことがあります。どうしたら、そんな狭い場所に出来るのか、ちょっと不思議です。