ヤマアカガエル
分類 無尾目アカガエル科アカガエル属ヤマアカガエル
分布 本州・四国・九州、佐渡島、日本固有種
生息地 森林や、周囲の池、小川、湿地、水田
大きさ 雄 4.2~6.0cm、雌 3.6~7.8cm
鳴き声 キャララ...みたいな甘い鳴き声
メモ 繁殖期は、2~4月。主に田んぼに産卵しますが、林道にある水たまりでもよく卵塊を見ます。鳴くときは、両方の頬っぺたを膨らまして鳴きます。

森林の中

9月に森の中を歩いていると、足元にヤマアカガエルが現れます。ニホンアカガエルとの見分けは、背中にある2本の線が平行だとニホンアカガエル、鼓膜のところで折れ曲がっているとヤマアカガエルと言われていますが、野外での識別は難しいです。

繁殖期

4月10日15:00。田んぼに集まってきました。岩手の県北では、3~4月がヤマアカガエルの繁殖期です。その年の気候により時期がズレる気がします。

体が大きくて、お腹が膨らんでいるので雌だと思います。

ヤマアカガエルの卵塊。透明で丸いゼリー状の卵がきれいです。1,000~1,900個産みます。

オタマジャクシ

オタマジャクシ。後ろ足が生えて、手が伸びて、幼体になります。

冬眠

10月下旬から、沢で石をひっくり返すと、ヤマアカガエルが潜んでいることがあります。ヤマアカガエルは水中で冬眠します。3月くらいまで沢の石の下にいます。