ミルンヤンマ
ミルンヤンマ
分類 トンボ目ヤンマ科ミルンヤンマ属ミルンヤンマ
分布 北海道南部、本州、四国、九州~奄美大島
生息地樹林に囲まれた丘陵地や山地の川の源流~上流
大きさ雄 61~78mm 雌 61~80mm
時期 6~11月
メモ 昼間は薄暗い林の中で休み、黄昏どきや早朝の薄暗い時間帯にもっともよく活動する。

ミルンヤンマのヤゴ

沢でサワガニオニヤンマのヤゴを探しているときに、オニヤンマのヤゴとは明らかに違う細長いヤンマを見ることがあります。 ヤンマ類のヤゴには違いないのですが、種類を特定出来ずにずっと疑問に思っていました。図鑑を何度も見ていて、沢の源流に生息しているしミルンヤンマのヤゴだろうと気づきました。

5月7日。ひっくり返した浮石の下にいたヤゴ。細長い体をしています。

5月12日。浅瀬にいたヤゴ。

5月22日。沢の源流の手前。オニヤンマではなく、ミルンヤンマのヤゴばかり見るようになります。

6月、沢の源流付近です。腹部の7・8節辺りに少し白っぽい2つの点があります。

ミルンヤンマ

毎年、9月から10月終わり近くになっても沢の源流で上流と下流を繰り返し旋回しているヤンマがいます。 最初はオニヤンマかとも思っていたのですが、オニヤンマよりは小さいしこちらも種類が分からず疑問でした。 図鑑やネットを見て、飛んでいる時期や大きさ、それにヤゴの存在からミルンヤンマだと知りました。

8月31日15時過ぎ。沢の上流、木々に囲まれた場所です。縄張り争いをしているのか、2匹のミルンヤンマが沢のすぐ上を旋回しながらバチバチぶつかり合っています。 ときどき、ひざ元でホバリングしたりもします。そこで撮影に挑戦。結果、記録写真のみでした。

16時。うまく撮影出来ないので、諦めて帰ることにしました。
と、そのとき、それまでビュンビュン飛んでいた1匹がフワフワと枯れた蔦の先にとまったではありませんか。
家に帰ってから図鑑を見たら、ミルンヤンマは主に早朝と夕方の薄暗いときに活動するとのことでした。それ以外は木の枝先にとまっているそうです。 これまで沢で写真を撮るときは陽の反射がない夕方が多く、それは正にミルンヤンマが活動している時間帯でもあったのです。 もっと生態を調べてから撮影に挑戦すればよかったと少し後悔しました。