サワガニ
サワガニ
分類 エビ目(十脚目)サワガニ科サワガニ属
分布 青森県からトカラ列島(中之島)日本固有種
生息地沢周辺
大きさ3cm前後
メモ 淡水性。夏に産卵しメスが抱卵します。他のカニのように幼生期はなく、親と同じ姿で孵化します。雌雄の区別は、腹(腹節)の広さで見分けます。腹節が狭いのがオス、広いのがメスです。食用になりますが、肺吸虫の中間宿主となっているので生食は出来ません。

サワガニが棲むところ

家の下から続く沢に、たくさんのサワガニが棲んでいました。護岸工事の影響か、最近はあまり見ません。それでも、源流近くまで遡っていくと大きな個体を見ることができます。

10月24日。この写真のサワガニは、右のハサミが大きいオスです。何か食べていますね。

10月31日。大きなこのサワガニはメスでした。泡の中から、こちらを窺っています。

サワガニの孵化

9月2日。たくさんの卵を抱えたサワガニのメスを見つけました。

9月9日。お腹の中で孵化が始まっています。1匹、お腹から飛び出した子ガニがいました。

9月16日。ほとんどの卵が孵化したようです。お腹から、子ガニがはみ出しています。

9月23日。さらに翌週見に行ったら、母ガニの死骸が転がっていました。産卵・育児で力尽きたようです。