オオカマキリ
オオカマキリ
分類 カマキリ目カマキリ科オオカマキリ
分布 北海道~九州
生息地低木帯から市街地まで
大きさ70~90mm
時期 8~11月
メモ 卵から孵化後、幼虫、成虫までバッタなどのように不完全変態を行います。

幼い個体

8月11日15:07。耕作放棄された畑の草叢(くさむら)の中にいました。まだ翅がない幼い個体です。バネのようにピョン、ピョンと数十センチ跳躍し草の上を移動してました。

8月23日17:33。茶色いタイプの若い個体。翅が少し延び始めています。

大人のカマキリ

8月28日14:30。休耕田に広がったフキの葉の上にいました。

9月18日11:33。こちらのカマキリも別な場所ですが、休耕田で出会いました。アキノウナギツカミと思われる野草の上です。 休耕田や耕作放棄された畑が増え、草原が広がってきているからなのか、カマキリに出会う機会が増えた気がします。

9月21日9:56。稲の上で狩りをしていたカマキリ。パララ...と飛んで畔に降りたところを接写。尖った三角形の顎(あご)とギロリとした黒目が怖いです。

カマキリの卵嚢(らんのう)

卵嚢は、球形に近い盛り上がった形をしてます。卵嚢には、急激な温度変化から卵を守る働きがあります。硬い草の茎や、木の枝に産み付けられます。 カマキリは、毎年、雪が積もる高さより上に卵を産むと言われてますが、雪に埋もれそうになってることも多く、もしかしたら言い伝えが間違っているかもしれません。

卵を産むときは逆さになって、腹部の先を上に向けて生みます。とてもいい場所なのか、卵嚢が2個縦に連なって産み付けられていました。