フキ
フキ
分類 キク科フキ属フキ
分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
自生地 山野の土手や沢沿い
大きさ 雄株 10~25cm、雌株45cmくらい
花の時期3月~5月
メモ 多年草。雌雄異株。地下茎を伸ばして増える。フキノトウや葉柄は山菜として利用されます。

野や水辺に咲く

雪の多い2月にはフキノトウが出始めます。3~4月の早春に、土手や林道でいっきに数を増やします。

水辺にもフキノトウは多いです。沢沿いのフキノトウは美味しそう。

フキの花

雌花。フキは雌雄異株です。花が白っぽいのが雌花。

タンポポのような果穂。白い穂と明るい茶色の実が、遠くからは花のように見えてきれいです。茎は45cmくらいまで伸びます。

雄花。花が黄色っぽいのが雄花。花が少ないこの時期は、フキの雄花に虫がよく集まります。

雄花も茎が伸びて10~15cmくらいになります。

食べられるフキノトウ

フキノトウの食痕。ニホンカモシカや最近増えてきたニホンジカ、冬眠明けのツキノワグマが食べているようです。

ニホンカモシカが、美味しそうにフキノトウを食べているところ。

フキの葉

花の後に葉が伸びます。葉は幅15~30cmの腎円形、基部は深い心形。葉柄は60cm、直径1cmくらい。