ヤマドリ
ヤマドリ
分類 キジ目キジ科ヤマドリ属ヤマドリキ
分布 本州、四国、九州 日本固有種
生息地山地の林
大きさ全長 雄125cm、雌55cm
鳴き声繁殖期にドドドドドッ・・・と、翼を激しく羽ばたいてドラミングします。
メモ 全身赤っぽい褐色で、目の回りは赤い。雄は尾がとても長い。食べ物は、植物の種子、芽、花穂、花、動物はミミズ類、昆虫類など。産卵期は4月上旬~6月頃。

ヤマドリ

昔は、家の周りはキジが多かったのですが、畑や田んぼが減った最近では家の前でヤマドリが餌を啄(ついば)んでいたりします。

大型の野鳥の中で、林道を歩いていて出会う機会がとても多い鳥です。 でも、特に春から秋にかけて、いつも先にすぐ側から飛び立たれます。 とにかく、落ち葉の積もった林内では周囲の風景に溶け込み、全然気づくことが出来ません。

オスのヤマドリ。1月に雪の積もった林内を歩いていて、前方にいるヤマドリに気づくことが出来ました。 こちらを気にしながら、ツツツ...と逃げていきます。 子供の頃、ヤマドリのオスの尾羽がよく家の中に飾ってありました。

4月25日13:49。トサカのように頭頂の羽を逆立てていて、オスの若鳥かと思いました。 尾や目の周りをよく見ると、メスのようです。

立ち去った跡に糞がありました。ニワトリに似ています。

2月15日16:16。冬の沢沿いの林道を歩いていて、ふと見上げたら山裾にいました。メスのヤマドリです。 以前、同じ場所で突然足元にヤマドリのメスが現れて、近すぎてカメラのオートフォーカスが合わず、撮り逃したことがありました。 今回は、撮影することが出来ました。

2月、左の写真はヤマドリが飛び降りた雪面。右の写真は、田んぼ脇の林縁の段差でヤマドリが休憩していた跡。糞がたくさん落ちています。

3月19日15:51。国有林の杉林の縁にいました。冬は群れで活動しています。