アカマツ
アカマツ
分類 マツ科マツ属アカマツ
分布 北海道(南部)、本州、四国、九州
自生地 内陸の尾根筋など
大きさ 30m
花の時期4~5月
メモ 樹皮が赤褐色なのでアカマツ。老木になると樹皮が厚くなり、亀甲状に剥がれます。若木のうちは円錐形の樹形で、老木になると枝が水平に張り出して傘のような形になります。

アカマツの幹。年数が経つと樹皮が変わってきます。

材は粘り強く、建物の梁や要所に用いられます。熱量が優れているので、燃料としても利用されます。岩手県は日本一のアカマツ産地です。岩手のアカマツは太くまっすぐで質が良いことが知られていて、江戸時代から南部赤松とブランド名で呼ばれていたとのことです。

樹形

木が若いうちは円錐形に枝が広がります。老木になると右の写真のように枝が水平に張り出して傘のような形になります。

花と松毬(まつかさ)

5月30日。新しい枝の基部に雄花が付きます。雌花は先端に2、3個付きますが撮影できてません。

松毬(まつかさ)または松ぼっくり。右端の写真は、ニホンリスが松の実を食べた跡。この形から、エビフライと呼ばれています。