ツルニンジン
ツルニンジン
分類 キキョウ科ツルニンジン属ツルニンジン
分布 北海道・本州・四国・九州
自生地 山麓や平地の林内
大きさ 2mくらい
花の時期8月~10月
メモ つる性多年草。根が朝鮮人参に似ています。類似種の「バアソブ」に対してジイソブとも呼ばれます。

ツルニンジン

家の裏の薄暗い林道で、8月末から9月に長さ2.5~3.5cmの広鐘形の花を付けます。花は側枝の先に下向きに咲きます。葉は互生し、側枝の先で3~4個集まってつきます。葉の長さは、3~10cmの長卵形です。

10月になると蒴果になります。種子に翼があるようなのですが見たことはありません。写真の株は、ある年から姿を消してしまいました。いまは周辺でツルニンジンを見ることはできません。

ツルニンジンの種

11月21日。翼があるツルニンジンの種。家の裏の林道で、上記の写真から6年ぶりにツルニンジンが蔓を伸ばして花をつけました。ほんとにツルニンジンなのか不安だったので、蒴果が枯れるのを待って種を確かめてみました。類似種「バアソブ」の種は黒い粒なので、種を確かめると確実に両種を区別できます。