エゾエンゴサク
エゾエンゴサク
分類 ケシ科キケマン属エゾエンゴサク
分布 北海道、東北
自生地 林の中や森の縁
大きさ 10~25cm
花の時期4~5月
メモ 地中に塊茎があり、茎を1個出す。葉は、1~3回3出複葉。小葉は長さ1~3cmの線形または広線形で変化が多い。苞は全縁~3裂。花は青紫色で唇形、後部に長さ1.5~2.5cmの距があり、奥で蜜を分泌する。

エゾエンゴサクの花

畑の畔で4月末からGW頃の短い期間に花を咲かせます。畔に張り付くように丈が低い花です。

青紫色が美しい花。花の期間が短くて、翌週見に行くともう跡形もなくなっていることがあります。近縁種にヤマエンゴサクがあり、ヤマエンゴサクは苞がギザギザしているところがエゾエンゴサクと違います。

エゾエンゴサクの実

5月6日。エゾエンゴサクの実。種で増えるかどうかは分かりません。

林道の畦に咲く

4月30日。林道の畦に咲くエゾエンゴサク。裏山の西向きの斜面なので、東側より1~2週遅く咲きます。撮影しているときは気づかなかったけど、よく見ると花の中央でハナグモが動いています。