ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ
分類 チョウ目タテハチョウ科アカタテハ属ヒメアカタテハ
分布 北海道・本州・四国・九州、西南諸島
生息地平地~山地、開けた草地・畑など
大きさ25~33mm
時期 5~11月
メモ 世界各地に広く分布する。越冬は関東地方以西。幼虫の食草は、キク科のハハコグサ、ヨモギなど。

ヒメアカタテハ

関東から北の個体は、繁殖を繰り返しながら北上して分布を広げているようです。岩手の県北では、夏から秋にその姿を見かけますが数は少ないです。

10月14日9:54。刈り払いされていない農道にあるサワアザミの群落があります。集まっているアカタテハキタテハなどの蝶を撮影していたとき、ヒメアカタテハがいることに気づきました。

模様がアカタテハに似ていて、以前は両種を混同してました。後翅の表面が見分けるポイントですが、翅を閉じると分かりづらいです。

サワアザミの群落から20mくらい離れた田んぼの農道の脇、足元の草叢に隠れるようにとまっているヒメアカタテハがいました。

触覚を気持ちよさそうに梳(す)いてます。

後翅の模様がアカタテハと違います。アカタテハは後翅の大部分が褐色で、縁にオレンジと黒点があります。