ズミ
ズミ
分類 バラ科リンゴ属ズミ
分布 北海道、本州、四国、九州
自生地 日当たりのいい山地の林縁や湿原など、やや湿り気のあるところ
大きさ 6~10m
花の時期5~6月
メモ 別名コリンゴ、コナシ。実は果実酒に利用される。類似種にエゾノコリンゴ。

8月のズミ

気づかない間に、家の敷地の崖側のフェンスの隙間で2mくらいに成長していました。

8月16日。お盆で家の周りの草取りをしていて見つけました。リンゴを小さくしたような小さな実がかわいいです。
実はナシ状果。直径6~10mmの球形で無毛。葉は互生し長さ3~8cm、幅2~4cmの長楕円形か卵状長楕円形。 縁に重鋸歯か細かい鋸歯があり、葉柄は1~3cmで白い軟毛がある。 長枝の葉は3~5つに切れ込むことが多いです。

9月のズミ

9月24日。赤みが差してきた実。

10月のズミ

10月1日。実が赤く美味しそうな色になりました。でも、図鑑によると渋くて不味いとのこと。

10月22日。すっかり熟して赤くなっています。葉は少しずつ減っています。

切れ込みの入った葉が混じってます。この葉の有無で、葉に切れ込みがない類似種のエゾノコリンゴと見分けます。

4月のズミ

4月28日。翌年の春、家の前のズミです。実と同じ赤色の蕾が出来てました。

5月のズミ

5月4日。赤い蕾からは想像出来ない、真っ白い花が咲きました。
短枝の先に散形花序(ほぼ同じ長さの花柄をもつ多数の花が放射状についている花序)を出し、直径2~4cmの白色の花を4~8個つけます。 花弁は5個、長さ1~1.5cmの倒卵形で先が丸いです。 雄しべは多数、花柱は普通3個で4~5個になることもあります。

5月12日。家の下を流れる沢の上流です。北向きの斜面に、10m近くある大きなズミの木を見つけました。 20年もこの辺りを歩木回っていて、今ごろ気づきました。白い花を無数につけています。

北向きの斜面のためか、家の前のズミより1週間遅く咲いています。

ズミの幹

ズミの幹。途中から斜めに伸びてます。
樹皮は灰褐色で縦に裂け短冊状に剥がれます。材は緻密で堅いため、櫛や器具材に使われました。樹皮からは黄色の染料が取れます。 かつては、リンゴの大木として用いられました。