オオバクロモジ
分類 クスノキ科クロモジ属オオバクロモジ
分布 北海道・本州(北日本・日本海側)
自生地 山野の雑木林内
大きさ 2~3m
花の時期4~5月
メモ 雌雄異株。枝は緑色で黒いまだら模様がある。クスノキ科の特徴として、オオバクロモジの枝葉にも芳香がある。

オオバクロモジは、裏山の林道沿いにたくさん生えています。

岩手県北では、4月の終わりから5月初めのGWに花を咲かせます。咲き始めは、黄色い花に閉じた葉が立っているところが特徴です。

4月29日。オオバクロモジは雌雄異株(しゆういしゅ)です。写真はオシベが多い雄花。

若葉

5月初旬、大きく葉が開きます。ふんわり柔らかい緑色がきれいです。

黄葉

10~11月に掛けて、葉が美しく黄葉します。よく見ると、早くも次の芽が出来ています。

オオバクロモジの実

6月にはもう青い実をつけます。そして秋には、黒くて艶のある実になります。

冬芽

3月後半から4月中旬にかけて、芽がどんどん膨らんでいきます。

若木

5月8日。林道の縁に若木が育っていました。刈り払いされることも多く、無事育つかは分かりません。