ミツデカエデ | |||||||||||||||||||
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黄葉
10月30日13:46。いつも散策する沢沿いの林道を歩いていたら、キラキラ輝く黄葉を見つけました。 葉が対生ですし、たしか、図鑑に葉が手の平の形をしていないカエデが載ってたなぁと思い、家に帰って調べたらミツデカエデでした。
黄金色に黄葉した葉に赤い葉柄がアクセントになって印象的です。カエデの仲間だけあって、とても美しい黄葉です。
落ちた葉が沢の源流で漂っています。
幹は直径10~20cmになります。この株は見た感じ10cm未満です。樹皮は灰褐色でやや滑らか、枝は紫褐色か赤褐色で若い枝には上向きの白い短毛あります。
若葉
5月1日。他のカエデと同じように、若葉が盛り上がるように葉が開いていきます。若葉の間に、蕾も見えますね。
5月7日。だいぶ葉が開いてきましたが、まだ少し皺(しわ)が寄ってます。赤い葉柄が目立っています。
5月15日。葉は対生、3出複葉。葉柄は長さ3~8cm。小葉は長さ4~8cm、幅2~4cmの羽状楕円形で、先が尾状に尖り縁に粗い鋸歯があります。
この株は沢の斜面に生えていて、横に伸びている枝と上に向いている枝とがあります。
花
ミツデカエデは雌雄異株です。この株は雄株のようです。葉が展開された後に、長さ5~15cmの総状花序を出して、20~50個の黄色い花をつけます。 花弁は4個で長さ約2.5cmの線形、雄しべも通常4個あります。見つけたミツデカエデはこの株だけなので、いつか雌株も探し出して写真を載せたいと思います。