アオモリマイマイ | ||||||||||||||||
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アオモリマイマイ
家の周りで見かけるカタツムリは、このアオモリマイマイが多いです。でも、アオモリマイマイという名前を知ったのはつい最近のことです。カタツムリは似たものが多く外見からは種の同定が難しいのですが、這っての移動なので分布域が狭く分布からある程度種を特定することができます。
裏山の林道を歩いていると、地面を這うカタツムリに出会うことがあります。出会うたびに、気づかずにグシャっと踏んでしまわないか心配になります。
葉っぱの上のカタツムリ。図鑑を見ると、アオモリマイマイは地面を這うことが多いようです。でも、葉っぱの上にいるのを見かけることも多いです。
イチイの葉にとまっているところ。カタツムリは針葉樹はあまり好きではないはずだけど、間違って登ってしまったのかな。
4月28日。カタツムリの殻。前年に死んだと思われます。もう石灰質だけになったように見えます。カタツムリを襲う生き物としては、岩手の県北にはキタマイマイカブリがいます。
幼い個体
カタツムリの幼い個体。小さいけれど、しっかりカタツムリの形になっています。かわいいですね。
模様の変異
褐色の個体。右巻きなので、アオモリマイマイだと思います。
色帯がないタイプ。東北では、右巻きの大型のカタツムリは珍しいらしいので、アオモリマイマイだと思います。カタツムリとナメクジが約800種知られているとのことですが、図鑑にはすべてが掲載されていないので種の同定が難しいです。