オニグモ
オニグモ
分類 クモ目コガネグモ科オニグモ属オニグモ
分布 日本全国
生息地林縁や人家周辺
大きさ雄15~20mm、雌20~30mm
時期 6~10月
メモ 大型のクモ。黒褐色から茶褐色、緑色味があるものまで体色は変異が大きい。腹部の肩が張り出しているのが特徴。

ぶら下がるオニグモ

夏の夕方5時前後に林道を歩いていると、よく上からぶら下がっているオニグモに出会います。ちょうど顔の辺りの高さなので、はっとして怖いです。

オニグモの網

オニグモは夜に網を張り、昼は網を畳んで物陰に潜みます。夕方5時前後から網を張り始めます。コガネグモ科なので、放射状に広がる縦糸とらせん状の横糸からなる平面的な円網です。縦糸は骨組みで、横糸は伸縮性と粘着性があり獲物が掛かったときの衝撃吸収と獲物が逃げないように保持する役割があります。

尻の先から糸を吐き出しているところ。