テングチョウ
テングチョウ
分類 チョウ目タテハチョウ科テングチョウ属テングチョウ
分布 北海道(南西部)・本州・四国・九州・南西諸島
生息地低山地の雑木林、市街地の公園など
大きさ19~29mm
時期 通年
メモ ふつう年1回6~7月に発生し、夏眠、秋に活動し成虫で冬眠するライフサイクル。幼虫の食草はニレ科のエノキ・エゾエノキ・クワノハエノキ。

テングチョウ

4月16日。裏山の林道。早春の林道にテングチョウが現れます。

図鑑の解説では、6~7月に発生し夏眠、秋に活動、冬眠のライフサイクルなんだけど、実際に姿を見るのは3~5月です。ということは、毎年、越冬した個体を見ていることになります。それから、雌雄の区別は文様が似ていて難しいです。図鑑の写真では、雄の方が文様がくっきりしているけど、実際に野外で見ると分からないです。

翅の裏側は、枯葉模様です。天狗のように突き出た鼻(下唇ひげと呼ぶ)が名前の由来です。