ミドリヒョウモン
ミドリヒョウモン
分類 チョウ目タテハチョウ科ミドリヒョウモン属ミドリヒョウモン
分布 北海道・本州・四国・九州、周辺諸島
生息地平地から亜高山帯、雑木林の周辺
大きさ31~40mm
時期 6~10月
メモ 年1回、6~7月に羽化。低山地では夏眠し、9~10月に再活動する。アザミやクリなどで吸蜜。幼虫の食草はスミレ。1齢幼虫で越冬する。

ミドリヒョウモン

家の周囲で一番見かける、大型のヒョウモンです。

ミドリヒョウモンの雄。濃い橙色に黒条と黒斑が鮮やかな雄です。ときどき地面で給水するところを見ます。

ミドリヒョウモンの雌。雄に比べると、緑がかったくすんだ色をしていて、縞より斑点が目立ちます。

ミドリヒョウモンの幼虫

6月16日。山を歩いていて偶然出会いました。どの蝶の幼虫か分からず1枚だけ記録写真を撮り、後からネットで調べてミドリヒョウモンの幼虫だと知りました。蝶の幼虫は滅多に出会えず、貴重な写真になりました。

ミドリヒョウモンの特徴

雄の翅の表には、4本の太い縞(発香鱗条)があります。後ろ翅の裏には、3本の白い線があります。ヒョウモンの仲間は、翅の表が似通っていて表だけでは種の同定が難しいです。表に比べ、翅の裏は全然模様が違うものも多く、見分ける手掛かりになります。