ウツギ
ウツギ
分類 ユキノシタ科ウツギ属ウツギ
分布 本州、四国、九州
自生地 日当たりのいい山野の川沿いや林縁
大きさ 1~3m
花の時期5~7月
メモ 枝が中空になるのでウツギ(空木)。旧暦4月の卯月に花が咲くことから卯の花とも呼ばれます。

落葉小木

株立ちで主幹はあまり発達せずほうき状の樹形になります。土地の境界として庭や畑によく植えられています。

岩手県北では、6月中旬から下旬にかけて花が咲きます。白色の花を下向きに多数つけます。ミツバチやハナバチ、ハナアブなどがこの花を目がけて多数集まります。

花弁は5個、長さ1~1.2cmの長楕円形~倒披針形、外側に星状毛が散生します。花は両性。雄しべは10個で花弁よりやや短く、花柱は3~4個で花弁とほぼ同じ長さです。

6月18日。晴れた日、青空に白い花が生えてとてもきれいでした。

10~11月に実が熟します。蒴果で直径4~6mmのお椀型、先端がやや窪み花柱が残ります。