サワシバ
サワシバ
分類 カバノキ科クマシデ属サワシバ
分布 北海道、本州、四国、九州
自生地 山地の沢沿いなど
大きさ 10~15m
花の時期4~5月
メモ 沢沿いに生え、小枝を薪(たきぎ)に利用したり垣根の柴に用いていたことによる名前。

沢に生える

葉は互生し、葉身は6~15cmで幅は4~7cmの広卵形。先端は尖り基部はハート形で、他のクマシデ類と違う部分です。 縁は不揃いな細かい重鋸歯があります。側脈は15~23対。

雌雄同株で新葉の展開と同じ頃に咲きます。雄花は前年の枝から垂れ下がります。

雌花はその年の枝や短枝の脇から垂れ下がります。。

果穂は長さ4~15cmで幅は2~4cm、8~10月に熟します。葉状の果苞は長さ1.8~2.5cmで縁に不揃いな鋸歯があります。

2~3年目の枝は滑らかで光沢があり、灰白色で楕円形の皮目があります。まさに柴刈りの柴って感じで、よく燃えそうです。

幹は高さ15m、直径20cmくらいまで大きくなります。樹皮は淡緑灰褐色で、初めは滑らかですが老木になると菱型の浅い裂け目が入ります。