ヌルデ
ヌルデ
分類 ウルシ科ヌルデ属ヌルデ
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
自生地 平地から低山地の林縁に普通に生えている
大きさ 5~10m、直径10cm
花の時期8~9月
メモ 雌雄異株。落葉小高木。葉軸に翼があるのが特徴で、ほかのウルシとの見分けになる。

美しい紅葉

10月27日。裏山の林道を歩いていたら、足元に鮮やかに紅くなった葉に金色の斑がある、きれいに紅葉した幼木が生えていました。 図鑑を見たら、枝に翼があって黄葉が美しいとされる落葉小高木のヌルデでした。

それからは、秋のヌルデを気を付けて見ているのですが、足元の幼木はきれいに紅葉するけれど、数メートルに成長したヌルデの葉は 虫に喰われたり枯れてしまうことが多く、きれいな紅葉は見られません。

葉と花

6月4日。家の裏を上がってすぐの林道。枝の先端など、同じところから葉が広がっています。

7月31日。裏山の耕作放棄地。いつの間にかヌルデが何本か2mくらいに伸びてました。気づかないだけで、あちらこちらにヌルデが生えているようです。 奇数羽状複葉に翼が目立ちます。小葉は3~6対で長さ5~12cm、幅3~6cmの長楕円形。先は鋭く尖り、縁には粗い鋸歯があります。

7月29日。ヌルデは裏山の所々に自生しているのですが、花を付けているヌルデはあまり見かけません。この花は、この後になくなってました。 実を付けているヌルデはまだ見付けることが出来てません。

幹と枝

家の裏を上がってすぐのヌルデ。成長しても高さ10m、幹の直径は10cmと細いままで大きくはなりません。