クマガイソウ
分類 ラン科アツモリソウ属クマガイソウ
分布 北海道から九州
自生地 雑木林付近の、明るい日陰
大きさ 丈 20~40cm
花の時期5月中旬から1週間くらい
メモ 環境省のレッドデータブック絶滅危惧II類
葉は扇型で、2枚が向かい合わせでつきます。母衣のように球形に膨らんでいるのが唇弁。

クマガイソウの群落

クマガイソウは群生し、大きな花をつけます。家の横の畑に咲く写真のクマガイソウは、父が生前植えて増やしたものです。元々ここは畑で、子供のころは野菜を作っていました。東京で何年か暮らし、家に帰ってきたら咲いてました。父が元気なころは、わざわざ町からこのクマガイソウ見に来る人たちがいました。

クマガイソウが咲くまで

3月30日。雪も融け、芽を出し始めました。クマガイソウは地下茎で増えていきます。

4月27日。ニョキニョキ茎を伸ばします。

5月3日。茎が伸び始めて1週間もしないうちに、葉が開き蕾をつけました。

5月12日。クマガイソウは、群落を作って咲きます。1週間くらい、きれいに咲きます。

クマガイソウの実

10月27日。クマガイソウは地下茎で増えるのですが、実も付けます。種で増やすのは難しいため、栽培している人は花が終われば茎を刈り取るようです。