エゾタンポポ
分類 キク科タンポポ属エゾタンポポ
分布 北海道、本州(中部地方以北)
自生地 田んぼや畑の畔、農道
大きさ 丈 20~30cm
花の時期5月初旬
メモ エゾタンポポは総苞片が反転しておらず、反転しているセイヨウタンポポとの大きな違いになっています。 花の集合体で、花びら(舌状花)ひとつごとに雌しべがあります。古名は「鼓草(つづみくさ)」といいます。

エゾタンポポ

岩手県北では、12月まで花をつけるセイヨウタンポポが勢力を広げていて、エゾタンポポはあまり見られません。 都市の盛岡の方が、エゾタンポポをよく見ることが出来ます。

この辺のエゾタンポポは茎が太く短く、盛岡のタンポポは茎がひょろ長く、同じ岩手でも違いがあります。

ひとつの株から、複数の茎を伸ばします。茎の中は中空になっています。

花が終わると蕾のような形で種を育て、5月下旬から6月上旬に丸い形をした綿毛付きの種が出来ます。

満開に咲く

4月23日13:55。農道の真ん中、セイヨウタンポポに混じってエゾタンポポが満開になっていました。