モリアオガエル
分類 無尾目アオガエル科アオガエル属モリアオガエル
分布 本州、佐渡島、日本固有種
生息地 森林、繁殖期は池の周り
大きさ オス4.2~6.2cm、メス5.9~8.2cm
鳴き声 弾くようにコロロ...コロロ...
メモ 体色は黄緑色や緑色、暗緑色。地域により斑点があります。産卵期は4~7月。池や沼などの止水に突き出した木の枝に白い卵塊を作り、中に300~800個の卵を産みます。

白い卵塊

モリアオガエルといえば、木の上に卵を産むことが有名です。

岩手県北では、5月下旬から7月にかけてモリアオガエルの卵塊を見ます。

6月30日14:02。ハスのある大きな池に張り出している柳の枝に、たくさんの卵塊がありました。

緑色の個体

岩手県北の個体は、斑紋がなく緑色の個体が生息しています。繁殖期に池の周りのフキの葉の上にいることが多いです。繁殖期以外はどこにいるのか、姿を見ることがありません。

虹彩が赤みがかっています。指先の吸盤が大きいのも特徴です。これらは、シュレーゲルアオガエルとの見分け方になります。

池の中

雄がよく水面に浮いて、コロロ...コロロ...と鳴いている姿を見ます。1枚目の写真は雌に抱きついたまま木の枝から落ちたのかな。それから、モリアオガエルは周りの環境によって体色が変化します。

モリアオガエルのオタマジャクシは、他のカエルに比べて大きいです。