オオルリボシヤンマ
分類 トンボ目ヤンマ科オオルリボシヤンマ属オオルリボシヤンマ
分布 北海道、本州、九州
生息地丘陵地から山地の池沼
大きさ雄 76~94mm 雌 76~93mm
時期 6~11月
メモ 雄は成熟すると斑紋が青くなる。雌の斑紋は、緑色と青色の2型がある。卵期間6~8ヶ月、ヤゴ期間1~3年。

激しい縄張り争い

夏になると、山の池でビュンビュン飛び回るオオルリボシヤンマです。同じくらいの大きさのオニヤンマは、縄張りをスーっとスマートに巡回してて、獲物を捕らえる一瞬だけビュンッと速くなるイメージですが、オオルリボシヤンマは常に全力で飛び回っている気がします。

広さが10平方メートルくらいのリンドウ畑脇の池。特に雄は木や草にとまることなく飛び回っているので、飛んでいるところを撮影するしかありません。ホバリングも一瞬なので、デジカメのオートフォーカスが追いつかず、ブレたりピンボケの写真になってしまいます。

100mくらい離れた別の池。広さは4平方メートルくらいの小さい池です。たくさんの雄が雌を追いかけて、バチバチと翅をぶつけ合っていました。

産卵

オオルリボシヤンマの雌。産卵する場所を見定めるため、雄よりはゆっくり飛びます。

リンドウ畑脇の池に沈めてある、腐食し始めたマツの幹に産卵しています。。

同じくリンドウ畑脇の池で、こちらは細い木の枝に産卵しています。

4平方メートルの池。ハスの葉に産卵しています。

裏山の向こうの谷にある50平方メートルくらいの大きな池。大きな葉のハスがたくさん自生しています。アヤメの茎に産卵していました。